豆腐・大豆加工品の選び方


豆腐

丸大豆とにがりが主原料のヘルシーな豆腐は、ムスリムだけでなくベジタリアンの方にも召し上がっていただける便利な食材です。
良質な植物性たんぱく質を含んでいる他、豚肉を食べないムスリムにとっては、ビタミンB1を摂取するためにも、積極的に食べて頂きたい食材の1つです。

豆腐に使われる大豆は、遺伝子組み換えでないもの(Non-GMO)を選ぶことをおすすめします。
また、大豆を煮だすときに出る泡を消すために消泡剤(グリセリン脂肪酸エステルなど)を使う場合が一般的ですが、これも使っていない豆腐のほうが、添加物の摂取が少なくて済みます。

豆腐にもいろいろな種類がありますから、食品ラベルをよく見て、ご自分のお好きなものをお選びください。

 

なお大豆の食料自給率は2014年で6%と非常に低い状況です。(※ただし、サラダ油など油糧量を除いて食品用に限ると自給率21%、農林水産省HPより)
大豆は和食の基本となる、醤油・味噌などの調味料の原料です。
国内大豆を使用した商品を選ぶことは、国内の大豆生産者を支えることに繋がります。また外国から輸入するよりも、輸送で発生するCO2が少なくなり、環境負荷も軽減できます。
日本の食文化と地球環境を守るためにも、国内大豆を使用した商品を購入し、応援して頂けると嬉しいです

豆腐を使ったレシピはこちら>>

 

油揚げ・生揚げなどの大豆加工品

豆腐生地をもとに作られる大豆加工品は、揚げ油が植物性と明記されているものを選びましょう。
また、含まれるその他の原材料に気を付けて、商品を選びましょう。

厚揚げを使ったレシピはこちら>>

 

豆乳

豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮詰めた汁を濾した飲料です。
豆乳はイソフラボンをたくさん含んでおり、これが女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをすることから
女性の美しさや若々しさを助けてくれるとして注目されています。

また牛乳の代替食品として使えるので、乳アレルギーのある方にも対応可能です。
ただし、逆に大豆アレルギーの方には使えませんのでご注意ください。

豆乳を使ったレシピはこちら>>

 

 

きな粉

きな粉は、大豆を炒って皮をむき、挽いた粉です。
植物性たんぱく質のほか、食物繊維が多く含まれるため、便秘改善に役立つといわれており、ヨーグルトにかけて食べるなど、健康食品として再び注目されています。
日本では昔から和菓子によく使われており、ぜひ日本の伝統食材として召し上がって頂きたいです。

きな粉を使ったレシピはこちら>>

 

 

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